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金曜日のスマイルたちへ「永六輔が遺した言葉たち」 2016年11月25日
TBS系列、SMAPの中居正広さんが司会を務める「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」。
略して「金スマ」!!
今回、今年7月に他界された永六輔さんの言葉を紹介していました。

とっても心に染みる言葉ばかりでしたのでこちらでも紹介します。
前向きに・・人生で思い出したい言葉です。

あなたにもこんなときありませんか?

周りが気になり、つい隣の芝生が青く見えてしまう
羨んだり、嫉妬したり、他人のことが気になってしまう

そんなときに思い出したい永六輔の言葉
「他人のことが気になるのは、自分が一所懸命にやっていないからだッ!」
(飛鳥新社刊「新・無名人語録」より)
仕事でもプライベートでも自分が一生懸命になる何かがあれば、他人は目に入らなくなるはず

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ふと、老いを嘆いてしまう・・
年老いた自分に引け目を感じ積極的になれず、家に引きこもりがちになったり
会社を定年退職し、人生の節目を迎えたものの何をしていいかわからず、年老いたことを理由に行動することができない

そんなときに思い出したい永六輔の言葉
「人間、今が一番若いんだよ。明日より今日の方が若いんだから。
 いつだって、その人にとって今が一番若いんだよ」
(岩波新刊書「大往生」より)
人はまず体力ではなく気持ちが老いてはいけないんだと気づかせてくれます。

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『「人生は昨日より今日です」。後悔を引きずらない、それでいてあきらめない。
 僕が感銘を受けた「人間、今がいちばん若い」という言葉がありますが、
 つまりは「今日が始まり」ということ。』
例えば何かを始めるのに遅すぎるということはない、
衰えをなげくくらいならやってみようと感じさせる言葉です。


身近にイライラしている人がいる・・
毎日良い事ばかりではもちろんない
誰にでも今日はついていないと思う一日があるはず
イライラがつのったそんな時、ついつい八つ当たりをしてしまって自己嫌悪

そんなときに思い出したい永六輔の言葉
「文句を言ってても一日。ニコニコしてても一日。
 だったら人あたりのいい一日のほうがいいんじゃないかい?」
(講談社刊「一般人名語録」より)

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結婚生活に不満を感じる・・
結婚生活が進むにつれ、日頃の会話もなんだかそっけなく、だんだん愛情が薄れているように感じる
次第に相手の嫌なところばかりが目について、不満がつのっていき、
長年連れ添ったからこそ「なんでこんな人と結婚しちゃったんだろう」
そんなふうに思うときがあるかもしれません

そんなときに思い出したい永六輔の言葉
「いいですか。夫婦ったって、アカの他人ですよ。
 アカの他人どうしが起こす奇蹟。それが夫婦というものです」
(岩波新書刊「夫と妻」より)

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家庭の問題にうんざり・・
大なり小なり家庭には何かと問題があるもの
たとえ現在はなくとも、遺産相続など未来にどんな揉め事が起きるか分からない

そんなときに思い出したい永六輔の言葉
「家庭というのはこんがらがった糸ですよ。こんがらがっているから家庭なんです。
 ほどくとバラバラになっちゃいますよ」
(講談社刊「一般人名語録」より)


生前の永さんが心に留めておいた言葉
「生きているということは誰かに借りをつくること
 生きてゆくということは誰かにその借りを返してゆくこと」

これは「生きているということは」という歌の歌詞です。
永さんが作詞をし、自分で歌った曲です。

「生きているということは誰かに借りをつくること
 生きてゆくということは誰かにその借りを返してゆくこと

 誰かに借りたら誰かに返そう
 誰かにそうしてもらったように
 誰かにそうしてあげよう」


永さんのお別れ会でも紹介された永さんの言葉
古館さんも前回の金スマで話していました。
「人の死は一度だけではありません。
 最初の死は、医学的に死亡診断書を書かれたとき。
 でも、死者を覚えている人がいる限り、その人の心の中で生き続けている。
 最後の死は、死者を覚えている人が誰もいなくなったとき。
 僕はそう思っています。」
(小学館刊「永六輔のお話し供養」より)

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近しい人が亡くなるのは辛く悲しいこと。

【「死」を前向きにとらえる永六輔の言葉】
①「死んだっていうからおかしいんだよ。先に行っただけなんだから」
 (岩波新刊書「大往生」より)
 人間は死ぬものだととらえた方が楽。
 普段の暮らし方と死ぬということを、つないで考えていくことが大事。
②「家族のために死んでみせることが最後にできること。
  その姿勢こそがいちばん大事」
 (岩波新刊書「大往生」より)
 家族に死というものを教える。
 誰かのためというのなら、家族や知人のために死ぬというそのものが、
 とても価値を持つ行為のように思えてきた。


永さんの本を是非読んでみたいと思いました。
人間が必ず誰しも迎える「死」というもの。
もしかしたら年齢や状況によって向き合い方は違ってくるのかもしれませんが、永さんの言葉を知っているだけでも報われるようなことがあるのかもしれません。



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